今回はピノ・グリをご紹介します。世界各地で栽培されているブドウ品種ですが、生産量はあまり多くありません。ピノ・グリとは、ピノ・ノワールの突然変異種で、豊かなボディと、ハチミツや熟した果実の芳醇な香りが特徴的な白ブドウです。酸味は落ち着いた印象で、まろやかでコクを感じさせる味わいになりやすいです。しかし産地によっては軽く、酸の豊富なタイプも作られます。大半は辛口ですが、甘口やスパークリングワインの原料としても使われます。様々なスタイルのワインが作られるので、料理との相性もそのスタイルによって異なりますが、コクのあるこってりとした肉料理や、和食、中華、エスニックなど幅広く合わせやすい品種です。
POINT
飲み比べポイント
🍇チリ
カジュアルでキレの良い辛口ワイン。フレッシュで上品な洋梨、アプリコットのアロマを感じ、クセが少なくすっきりとした味わいとしなやかな酸味が楽しめます。
🍇ニュージーランド
穏やかで繊細なアロマ。洋梨、ブリオッシュ、花の香り。ほのかにシナモンのようなスパイスのニュアンスも感じます。果実の凝縮感が感じられ、しっかりとした厚みのあるボディです。
🍇カステルフィルミャン(イタリア)
主にイタリアでは『ピノ・グリージョ』と呼ばれます。洋梨、ハチミツのアロマを感じ、オイリーな口当たりと少しの苦味、厚みのあるリッチな味わいのワインです。
🍇セブンティーンツリーズ(イタリア)
軽快な味わいのピノ・グリージョです。色調も淡く、柑橘系果実やジャスミンといった爽やかな香りが感じられます。余韻にトロピカルフルーツのニュアンスが残ります。
🍇フランス
香りは控えめな印象です。マンゴーなどの南国フルーツを思わせる華やかなアロマ、爽やかな酸とコクのある味わいのバランスがとても良いワインです。
カッシェロ・デル・ディアブロ ピノ・グリージョ

品種:ピノ・グリージョ
生産者:コンチャ・イ・トロ
生産国:チリ
特徴:色調はクリーンで明るい緑がかった麦わら色。フレッシュで上品な洋ナシのアロマが感じられます。しなやかな中にいきいきとした酸が心地よいワインです。
ティンポット・ハット マールボロ ピノ・グリ

品種:ピノ・グリ
生産者:ティンポット・ハット ワインズ
生産国:ニュージーランド
特徴:洋ナシや種子果実のアロマとブリオッシュなどの芳醇な香り。リンゴや洋ナシ、スパイス香が下の上で膨らみ、適度な酸とのバランスが絶妙なワイン。
カステル・フィルミャン リゼルヴァ

品種:ピノ・グリージョ
生産者:メッツァコロナ
生産国:イタリア / トレンティーノ
特徴:ピノグリージョ種の生産量イタリアNO1、メッツァコロナが贈る王道ピノグリージョ。果実と樹木の調和した香りと洗練されたすっきりとした味わい。
セブンティーンツリーズ ピノグリージオ

品種:ピノ・グリージョ
生産者:デ・ボルトリ
生産国:イタリア / トレンティーノ
特徴:淡いイエローの色調。僅かなジャスミン、レモンピール、リンゴや桃の香り。ソフトな酸と旨味のある辛口。
アルザス ピノグリ レ・プレラ

品種:ピノ・グリ
生産者:ポール ジャングランジェ
生産国:フランス / アルザス
特徴:いぶしたような香りにはちみつやカリンのようなアロマが加わります。コク深く密度のある果実味が特徴のワインです。
ご紹介したワインはnomunoで飲み比べできます
本記事で紹介したワイン5種はワインバーnomunoでお楽しみいただけます。(※飲み比べの内容は季節によって変わります。) 各店のワインの飲み比べ情報はこちらからご確認頂けます。
赤坂店の飲み比べリスト https://www.instagram.com/nomuno.akasaka/?hl=ja
有楽町店の飲み比べリスト https://www.instagram.com/nomuno.express/
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店舗情報:nomuno赤坂店のウェブサイトへ https://akasaka.nomuno.tokyo
店舗情報:nomuno EXPRESS有楽町店のウェブサイトへ https://www.ecute.jp/edition_yurakucho/shop/2180(「nomuno EXPRESS」は東京有楽町駅高架下徒歩30秒!)
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